組織の成果をより確実なものにするためには、職場の第一線で活躍する監督者がその自覚を持ち、成長し、より強くなる事が不可欠です。ご提案するTWIプログラムは、監督者が学ぶべき役割や基礎知識の理解からはじまり、具体的に職場展開するため必要な基盤として、実践スキルについても体験していただきます。
監督者とは、職制上の係長、主任、班長といった役職者だけを指しているのでなく、職場で実際に何人かの人を預かっている者、または人に仕事を教えたり、指図したりしている者を指しています。
そして、監督者に求められる条件が、仕事の知識、職責の知識、教える技能、人を扱う技能、改善する技能、安全の技能です。
OJTを進める上で、正しい仕事の教え方を身に付けるためのトレーニングです。単に説明するだけではなく、正確に、安全に、そして良心的に仕事をやるよう に、しかも速く覚えさせる方法で教えることのできる技能です。そのために必要な、何を教えるかの「教える内容」と、どのように教えるかの「教える方法」を 学びます。進め方は、机上の理論に終始することのないように、実際の職場の作業を使います。他の技能の基盤となる技能です。職場のコミュニケーションスキ ルの基礎となります。
職場の人間関係を円滑にし、職場の人に関する問題発生を未然に防止します。また、問題が発生しても、これを上手に処理する技能が習得できます。事例を中心 に進めますが、より臨場感を持っていただくために、実際の職場の問題を扱います。コミュニケーションを活性化させ、職場の人と人の信頼関係を醸成することに役立ちます。コーチングの基礎と位置づけることができます。職場の人間関係の円滑化、従業員の不平、不満の解消、メンバーのモチベーション向上等に資す る技能です。
監督者は担当している職場の仕事を常に見直し、経営資源を最大限に活用するために改善活動を進めることが求められます。そこで、職場のムダ、ムラ、ムリ、ムボウをなくし、仕事を効率的に進めていくための技能です。自職場の事例を使って改善の着眼点を見つけていくので、より実践的です。正確でやりやすい仕事 の確立、生産コストの低減、メンバーの能力の有効な活用、従業員の疲労の減少等に役立つ技能です。QC等の改善活動の基礎となるものです。
より安全で、快適な職場環境を作るために、監督者が主体となって、職場の異常を発見し、発生するであろう事故を予測し、それに対処する方法を身につけま す。また、安全作業をするように部下を指導する技能を習得させます。安全の視点で、改善する技能、教える技能、人を扱う技能を活用しようとするものです。 職場の事故・けが人の発生防止、生産現場における安全管理体制の確立、安全意識の向上、KYT、リスクアセスメント等に資する技能です。
より安全で、快適な職場環境を作るために、監督者が主体となって、職場の異常を発見し、発生するであろう事故を予測し、それに対処する方法を身につけま す。また、安全作業をするように部下を指導する技能を習得させます。安全の視点で、改善する技能、教える技能、人を扱う技能を活用しようとするものです。 職場の事故・けが人の発生防止、生産現場における安全管理体制の確立、安全意識の向上、KYT、リスクアセスメント等に資する技能です。